相撲は本場所と巡業がありますが、それぞれに特徴があり本場所でしか見られないものもあれば巡業でしか見られないものもあります。例えば巡業ですが本場所とは違い気軽に参加することができるため、初心者の人にもオススメできます。

巡業では本場所では行われない催しが行われていて、相撲の詳しいルールを知らない人でも楽しむことができます。例えば相撲甚句という催しが行われて、これは美声の力士たちが行います。

土俵の上で相撲の攻める型や守る型をお客さんに見せながら唄ってくれます。美声の力士たちが唄ってくれるため美しい唄を聞くこともできます。最近は少し変わって、化粧まわしを締めて手拍子と足の音頭に合わせて相撲甚句が行われているようです。型のことがよくわからない人でも唄だけ楽しむということもできます。

他にも「初切」という催しが行われることもあります。この催しは実際に二人の力士の人が相撲の決まり手を見せてくれます。普段は見ることができない禁じ手と呼ばれる技やあまり見られない珍しい決まり手を見られます。同時に説明もしてくれるため、決まり手のことがよくわからない人にもわかりやすいと思います。

最後に紹介するのは櫓太鼓打分という催しです。名前からわかると思いますが太鼓を披露してくれるため、この催しも相撲初心者の人でも楽しむことができます。また太鼓にも様々あるので簡単に説明します。

まずは親方衆に相談事がある場合に呼び寄せる時の合図を送る寄せ太鼓というものがあります。まだ相撲協会が相撲会所だった時代に使われていた太鼓だそうです。次に一番太鼓というのがあってこれは清めの太鼓と呼ばれていて夜中の2時とか3時といった時間帯に打たれていた太鼓となります。

最後にはね太鼓というのがあって相撲が終わった時に同時に打たれる太鼓もあります。「ごきげんよう」とか「また明日」といったような意味で打たれた太鼓です。

3つの催しはすべて相撲のことを詳しく知らないという人でも十分に楽しむことができます。巡業にこの催しを目的として参加するだけでも楽しむことができるので、ぜひ巡業に参加してみてください。

相撲協会の公式サイトにも巡業や催しの詳細が載っておりますので一度確認してみると良いでしょう。また過去の巡業の写真も見ることができるので、写真を見て過去どんなことが行われたのか知るのも面白いでしょう。

相撲というと男性の人が趣味や娯楽として楽しんでいるイメージがありますが、現在は男性だけではなく女性や子供やシニアといった多くの人が楽しめるようになっています。相撲初心者の人はいきなり実地に行くのは、巡業といっても手が出しにくいという人もいます。

多くの人が楽しめるので、相撲初心者の人は一人で行くのではなく、家族や友達を誘って参加してみるとよいでしょう。力士と触れ合える可能性が高いので、サインをもらえる可能性もあります。

サインが欲しいのであればペンと色紙を自分で持って行って、人気力士や好きな力士にサインしてもらいましょう。